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働けない自分を責めてしまう方へ|空白期間が長くて言えない夜の無料相談

朝、外から車の音や、誰かが駅へ急ぐ足音が聞こえてくる。自分はまだ布団の中にいる。今日も、どこにも行く予定がない。

働いていない期間は、最初は「少し休んでいるだけ」だったかもしれません。それが三か月になり、半年になり、一年を越えたころから、人に話すのがどんどん難しくなっていく。そういう方もいると思います。

働けない理由を、自分でもうまく説明できない。だから誰にも言えず、言えないまま、また一日が終わる。理由を探すのは、あとからでも構いません。先に、その「言えなさ」のほうを見ていきます。

今夜いちばん重いのが、働けないことよりも「消えてしまいたい」という気持ちのほうなら、下のほうにある※印の電話番号から先に見てください。

空白期間が長くなるほど言えなくなるのは、なぜ?

期間が延びるほど、話すときに必要な「説明」も一緒に長くなっていくからかもしれません。

「なぜ」に、自分でも答えられない

体を壊した、職場でつらいことがあった。はっきりした理由があれば、まだ言葉にしやすいのかもしれません。

けれど実際には、「気づいたら動けなくなっていた」「明日こそと思っているうちに時間がたった」という形で、理由がはっきりしないまま今に至っている方もいると思います。自分でも答えが分からない「なぜ」を、人から聞かれるのがいちばん怖い。だから聞かれそうな場面ごと、避けるようになっていきます。

一度ついた小さなうそが、戻れなくする

「いまは在宅で少しやってる」「そろそろ決まりそう」。その場をやり過ごすために、つい口にしたひと言があるかもしれません。

そのひと言は、その夜を守ってくれました。ただ、次に会うときには、そこから話を続けなければならなくなる。本当のことを言うには、空白期間だけでなく、その小さなうそまでさかのぼる必要が出てきます。言えない理由が、少しずつ積み重なっていくのです。

働けない自分を責めてしまうのは、怠けているから?

怠けなのかどうかを、ここで判定するつもりはありません。自分を責める声が止まらない夜もあれば、責める気力さえ残っていない夜もあると思います。どちらの夜も、そのまま抱えていて構いません。

「甘えだ」「みんなは普通に働いているのに」。頭の中でくり返されるその声は、動くための力をくれるどころか、残っている力まで削っていくことがあります。責めれば責めるほど動けなくなり、動けない自分をまた責める。その輪の中にいると、一日がとても長く、一年はあっという間に過ぎていきます。

眠れない、食べられない、朝どうしても体が起き上がらない。そうした状態が長く続いているときは、医療機関で相談してみることもできます。心の支えを探すことと、体や心の不調を診てもらうことは、どちらか一方を選ぶものではありません。

今日、何もできなかったとしても構いません。何もできなかった一日も、ちゃんと一日として数えていいのだと思います。

「働く」の手前で相談できる公的な窓口

働くことそのものについて相談したくなったときのために、公的な窓口を二つだけ。いますぐ行かなくても、知っておくだけで構いません。

地域若者サポートステーション(サポステ)

厚生労働省のページでは、サポステは「働くことに悩みを抱えている15歳から49歳までの方」の就労を支援する窓口として紹介されています。同じページには、相談の例として「働きたいけど、人間関係のつまずきで退職後、ブランクが長くなってしまった・・・」という声も挙げられています。

厚生労働省が委託した民間団体などが運営していて、全ての都道府県に置かれています。

ひきこもり地域支援センター

家からあまり出られない状態が続いている方には、ひきこもりに特化した相談窓口もあります。厚生労働省によると、ひきこもり地域支援センターは全ての都道府県と指定都市に設置されていて、社会福祉士や精神保健福祉士、公認心理師などの資格を持つ支援コーディネーターが、本人や家族の相談に応じています。

厚生労働省の「ひきこもりVOICE STATION」には、相談は本人からでも、家族やきょうだいからでもできること、電話や来所などによる相談から始まることが書かれています。

近くの窓口の探し方

サポステは、厚生労働省のサポステ特設サイトに都道府県ごとの一覧があり、そこから近くのサポステに電話で問い合わせられます。特設サイトには、無料で就労支援を行っていると書かれています。ひきこもり地域支援センターなどの窓口は、「ひきこもりVOICE STATION」の「全国の相談窓口」のページに地域ごとにまとめられています。

サポステの対象は49歳までです。50歳以上の方や、どちらが合うのか見当がつかないときは、住んでいる市区町村の福祉の相談窓口に「働けない状態が続いている」とだけ伝えて、どこへ行けばいいか尋ねる方法もあります。

働けない期間が長くなって、家賃や生活費の心配が先に立っている方は、お金も仕事もなくなった夜にというページに、お金の相談ができる公的な窓口の行き方があります。

「時がある」と書かれた一節

旧約聖書の伝道の書に、よく知られた一節があります。

「天が下のすべての事には季節があり、すべてのわざには時がある。」

(出典:伝道の書 3:1・口語訳)

このあとには、「泣くに時があり、笑うに時があり」「保つに時があり、捨てるに時があり」と、正反対のことが一つずつ並べて書かれていきます。

「泣く」と「笑う」も、「保つ」と「捨てる」も、どちらか一方だけが正しい時だとは書かれていません。いまの時期が何の時なのかも、ここには書かれていません。この一節の受け取り方は、人によっても教派によっても違います。ただ、止まっている時期も、この並びのどこかに含まれているのかもしれない。そんなふうに読むこともできる一節です。

説明がまとまらないままでも、話せる場所として

空白期間のことを誰かに話すとき、先に「ちゃんとした説明」を用意しなければ、と思ってしまうことがあります。でも、その説明が用意できないから、ここまで言えずにきたのだと思います。

アドナイ・エレ教会の懺悔室は、オンラインで、無料でお話を聞いています。申し込むときに、教派や信仰の有無、これまでの過去を問われることはありません。空白期間の理由が自分でも整理できていないままで構いません。懺悔室のページには「どうぞ恐れずにお入りください。」とあります(出典:懺悔室ページ)。

申し込みは、懺悔室ページのいちばん下の「申請はこちらから」から開くフォームで行います。*印が付いているのは名前・メールアドレス・電話番号・懺悔内容の4つで、電話番号も入力が必要です。

働けないことに加えて、どこにも自分の居場所がないように感じる夜には、「消えたい」けど死にたいわけじゃない夜にというページもあります。昼夜が逆転して夜が長くなっている方には、眠れない夜にひとりで抱えているあなたへも。開いてみるかどうかは、そのときの気分で決めてください。

外から誰かが出かけていく音は、これからも聞こえてくると思います。その音を布団の中で聞く日があっても構いません。空白期間の話を最初に口にする相手は、家族や昔の知り合いでなくてもいい。答えが出ていない話でも、まとまっていない話でも、懺悔室で聞くことはできます。

※「死にたい」「消えてしまいたい」など命に関わるお悩みは、専門の相談窓口へ連絡することも大切です。よりそいホットライン 0120-279-338(24時間・無料)、いのちの電話 0570-783-556 など、公的な相談窓口もあわせてご利用ください。教会はその上で、心の支え・対話の場として並走します。

✚ 話を聞いてほしいだけでも歓迎です

アドナイ・エレ教会はオンラインで無料の懺悔室を開いています。
教派・信仰の有無は問いません。教会へ来られない方も、画面越しでお話しできます。

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