「親を殺したい」——そんな言葉が頭に浮かんでしまう自分を、あなたは責めているかもしれません。
でも、そう思ってしまうほど、あなたは長いあいだ、ひとりで苦しんできたのではないでしょうか。
親を憎む気持ちと、「そんなふうに思う自分は最低だ」という罪悪感。その両方が、同時に胸の中にある。誰にも言えないまま、夜になると余計に重くのしかかる。
この記事は、機能不全家族や、いわゆる毒親のもとで育ち、言葉にできない気持ちを抱えているあなたへ向けて書いています。どちらの気持ちも、今はそのままで構いません。
「親を殺したい」と思ってしまうのは、あなたが壊れているからではない
長いあいだ傷つけられ続けると、心を守るために強い怒りが湧いてくることがあります。「殺したい」とまで感じてしまうのは、それだけ深く、繰り返し傷ついてきたということなのかもしれません。
それはあなたが冷たい人間だからでも、壊れているからでもありません。むしろ、耐えようとしてきた時間が長かったのだと思います。
✚ 湧いてくる気持ちそのものに、良い悪いの判定はいりません。 ここでは、その気持ちを「だめだ」とは言いません。
「そんなふうに思う自分」を責めなくてもいい
本当は憎みたくないのに、憎んでしまう。離れたいのに、離れられない。「親なんだから大切にしなきゃ」という声と、「もう関わりたくない」という声が、ぶつかり合う。
ここでは、「親を悪者にしなさい」とも「親を許しなさい」とも言いません。どちらかに決める必要はありません。ただ、あなたが感じていることを、あなた自身が否定しなくてもいいのだと思います。
今のあなたの気持ちは、そのままで構いません。無理に整理しなくても、答えを出さなくても、ここにいていいのです。
誰かに話すだけでも、少しだけ楽になるかもしれない
この気持ちは、家族にも友達にも言いにくいものです。「そんなこと思うなんて」と言われるのが怖くて、ずっと自分の中にしまってきたかもしれません。
アドナイ・エレ教会は、オンラインで無料の懺悔室をお開きしています。教派も、信仰の有無も、これまでの過去も問いません。「解決してあげます」とは言えません。けれど、答えが出せなくても、話を聞くことはできます。
画面越しでかまいません。顔も名前も出さなくて大丈夫です。誰にも言えなかった気持ちを、少しだけ外に出してみてもいいかもしれません。オンラインの懺悔室(無料相談)は、そのための場所です。「死にたい」と「死にたくない」が同じ胸の中にあるような苦しさについては「死にたい」と「死にたくない」が同時にあるあなたへでも書いています。
重荷を負っているあなたへ、ひとつのことば
教会の立場から、押し付けるつもりはありません。ただ、聖書にはこんなことばがあります。
「すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう。」
(出典:マタイによる福音書 11:28・口語訳)
「頑張りなさい」でも「感謝しなさい」でもなく、ただ「疲れた人は、来て、休んでいい」ということばです。今のあなたに休む場所がないなら、その重荷を、少しだけ横に置ける場所があってもいいのだと思います。
※「死にたい」「消えてしまいたい」など命に関わるお悩みは、専門の相談窓口へ連絡することも大切です。よりそいホットライン 0120-279-338(24時間・無料)、いのちの電話 0570-783-556 など、公的な相談窓口もあわせてご利用ください。教会はその上で、心の支え・対話の場として並走します。
✚ 話を聞いてほしいだけでも歓迎です
アドナイ・エレ教会はオンラインで無料の懺悔室をお開きしています。
教派・信仰の有無は問いません。教会へ来られない方も、画面越しでお話しできます。
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