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お金も仕事もなくなった夜に|生活保護の相談が恥ずかしい人へ・無料の教会

仕事がなくなって、しばらくたつ。貯金の残りを数えるのが怖くて、通帳アプリを開けなくなった。家賃の引き落とし日が近づくと、眠れなくなる。

誰かに言えばいいのは分かっている。けれど、口にした瞬間に「そんなことになるまで何をしていたの」と思われそうで、黙ったまま夜が明けていく。そういう方もいるかもしれません。

お金の問題には、気持ちの問題と違って時計があります。だからこそ、まずはお金のことを相談できる公的な窓口から。そのあとで、窓口では話しきれない気持ちのことを少しだけ。

お金のことより「消えてしまいたい」という気持ちのほうが強い夜は、このページの終わり近くにある※印の相談窓口を先に見てください。

お金も仕事もないとき、いちばん重くなるのは何?

数字を見ないようにしてしまう

残高、請求書、督促のメール。見れば減っていく数字が並んでいるので、見ないで済むなら見ないでいたくなります。

見ないでいる間も、日付だけは進みます。そして、見ていなかった自分をまた責める。数字そのものより、この繰り返しのほうが先に人をすり減らしていくのかもしれません。

「いま何してるの」がいちばん答えにくい

久しぶりの連絡、実家からの電話、近所の人とのあいさつ。何気ない「最近どう?」に、うまく答えられない。

答えられないから連絡を返さなくなり、人と会う予定を入れなくなる。お金がなくなるのと同じ速さで、話せる相手も少なくなっていく。そう感じている方もいると思います。

生活保護の相談は、恥ずかしいこと?

相談に行くこと自体は、制度が用意している手続のひとつです。それでも「生活保護だけは」と思ってしまうことはあります。恥ずかしい、家族に知られたくない、自分がそこまで落ちたと認めたくない。その気持ちを、ここで否定するつもりはありません。

ただ、相談に行く前に知っておいてほしいことが、厚生労働省の「生活保護を申請したい方へ」というページに書かれています。

  • 必要な書類が揃っていなくても申請はできます。
  • 住むところがない人でも申請できます。
  • 扶養義務者の扶養は保護に優先しますが、例えば、同居していない親族に相談してからでないと申請できない、ということはありません。

3つめは「親族に先に相談しなくても申請できる」ということで、「家族に知られずに済む」という意味ではありません。厚生労働省の「生活保護制度」のページでは、申請のあとの調査のひとつに「扶養義務者による扶養(仕送り等の援助)の可否の調査」が挙げられています。長く連絡を取っていない、暴力や虐待から離れてきたなど、家族に連絡されたくない事情があるときは、そのことも窓口で伝えてください。

生活保護が受けられるかどうかは、申請のあとに福祉事務所が調べて決めるものです。「受けられます」と言い切ることはできません。それでも、相談すること自体に、先に条件がそろっている必要はないということは、覚えておいてもいいのだと思います。

生活保護の手前で話せる窓口もある

「まだそこまでではない」と感じる方には、生活困窮者自立支援制度の自立相談支援機関という窓口があります。厚生労働省のページでは、対象として「仕事が見つからない」「働きたくても働けない」「家賃を払えない」「住むところがない」といった例が挙げられています。

支援員が相談者と一緒に、どんな支援が必要かを考える窓口です。離職などで住まいを失った方や失うおそれの高い方には、就職に向けた活動をすることなどを条件に、一定期間、家賃相当額を支給する「住居確保給付金」もあります(資産や収入などの要件もあります)。使えるかどうかは、窓口で確かめるのがいちばん確実です。

どこに連絡すればいいか分からないとき

生活保護の相談・申請窓口は、住んでいる地域を所管する福祉事務所の生活保護担当です。福祉事務所を設置していない町村にお住まいの方は、町村役場でも申請の手続ができると、厚生労働省のページにあります。住むところがない場合は、いまいる場所の近くの福祉事務所へ。

会社で雇用保険に入っていた方は、ハローワークで失業給付(基本手当)の手続ができる場合があります。受け取れる期間は原則として辞めた日の翌日から1年間です。その間に病気やけがなどで続けて30日以上働けなくなった方は、働けなかった日数だけこの期間を延ばす申請ができます。しばらくたっている方は、早めに確かめてください。

窓口の名前が分からなくても、住んでいる市区町村の役所に電話して「生活のことで相談したい」と伝えるところから始めても構いません。役所が閉まっている夜の時間には、よりそいホットライン(0120-279-338・24時間・無料)が、暮らしやお金の困りごとも受け付けています。ガイダンスが流れたら1を押すと、一般の相談につながります。

情けなさは、お金の問題とは別の場所に置いていい

窓口で話すのは、収入や家賃や、これからの手続のことです。それは大事な話です。けれど、胸の中にあるのは数字だけではないかもしれません。

働けていない自分が情けない。頼る側に回った自分を、自分がいちばん許せない。そういう気持ちは、窓口の相談票のどこにも書く欄がありません。

お金の問題は、制度や手続で少しずつ動かせることがあります。情けなさのほうは、手続では動きません。だから、二つを同じ場所で片づけようとしなくてもいいのだと思います。お金のことは窓口へ。情けなさのほうは、別の誰かに聞いてもらう。分けて置くだけで、どちらも少しだけ持ちやすくなることがあります。

いま、何も手につかないままでも構いません。情けないと感じていることも、そのままで大丈夫です。

「悩める時」と書かれた詩篇

詩篇の46篇は、こんな一節から始まります。

「神はわれらの避け所また力である。悩める時のいと近き助けである。」

(出典:詩篇 46:1・口語訳)

ここには「悩みが片づいたあとの」とは書かれていません。「悩める時の」と書かれています。

この詩をどう受け取るかは、人によっても、教派によっても違います。信じてほしいとお願いするものでもありません。「コラの子の歌」と記された古い歌です。お金の心配で眠れない夜に読んでも、この一節は「悩める時の」と書かれたままです。

お金の窓口とは別に、話を聞く場所として

家賃や生活費の手続は、上の公的な窓口が受け持つところです。

アドナイ・エレ教会はオンラインの懺悔室を無料で開いています。教派も、信仰があるかどうかも、これまでのことも問いません。仕事を失ったいきさつを、うまく説明できなくても大丈夫です。

懺悔室のページは、「心の奥深くにある重荷や痛みを、主の光の中に差し出してみませんか?」という呼びかけから始まっています(出典:懺悔室ページ)。

懺悔室ページのいちばん下にある「申請はこちらから」を押すと、申請フォームが開きます。フォームで*印が付いている欄は、名前・メールアドレス・電話番号・懺悔内容です。電話番号も入力が必要な欄なので、その点だけご承知おきください。ラインIDとX IDの欄に*印はありません。

懺悔室で何をするのかは、教会に行ったことがなくて怖い方へ|無料の懺悔室では何をするのかにあります。夜の仕事を続けるかどうかとお金の問題が重なっている方には、夜職を辞めるか続けるか迷う夜にが近いかもしれません。お金より先に、どこにも居場所がない感じのほうが強い夜には、「消えたい」けど死にたいわけじゃない夜にというページもあります。気になったものだけで十分です。

明日の朝、役所に電話をかけられるかどうかは分かりません。かけられなかった日があっても、自分を責めなくていい。次の日にかけても、相談はできます。役所への電話とは別に、誰かにひとこと話しておきたいことがあれば、その相手のひとりに教会を数えてもらえたらと思います。

※「死にたい」「消えてしまいたい」など命に関わるお悩みは、専門の相談窓口へ連絡することも大切です。よりそいホットライン 0120-279-338(24時間・無料)、いのちの電話 0570-783-556 など、公的な相談窓口もあわせてご利用ください。教会はその上で、心の支え・対話の場として並走します。

✚ 話を聞いてほしいだけでも歓迎です

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教派・信仰の有無は問いません。教会へ来られない方も、画面越しでお話しできます。

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