教会に行ったことがない。中で何をするのか分からない。入った瞬間に何か聞かれたらどうしよう——そう思って、ページを開いたまま閉じた夜はありませんか。
こわいのは、たぶん教会そのものではなくて、「何が起きるか分からない」ということのほうだと思います。この記事では、アドナイ・エレ教会の懺悔室について、申し込みから当日までに何が起きるのかを、教会自身が公開している文章にそって順番に書いていきます。信じているかどうかは関係ありません。読むだけで終わっても構いません。
「何をされるのか分からない」から、こわい
教会に一度も行ったことがない方から届く不安は、だいたい似ています。
✚ 何か唱えさせられるのではないか
✚ 信じていないことがばれて、責められるのではないか
✚ 話したことを誰かに知られるのではないか
✚ 入会や献金を求められるのではないか
こうした心配を「考えすぎ」とは思いません。知らない場所に、自分のいちばん言いにくい話を持っていくのですから、身構えるほうが自然です。
なので、この記事では「大丈夫ですよ」とだけ言って終わりにはしません。実際にどんな手順で、何を書いて、当日どうなるのかを並べます。中身が見えれば、こわさの大きさは少し変わるかもしれません。
懺悔室とは、何をする場所なのか
まず、教会がその場所をどう説明しているかを、そのまま引用します。
「懺悔室は、裁きの場所ではなく…神の憐れみが流れ出す場所です。」
「懺悔とは、神さまの前に自分の心を正直に差し出し、赦しと新しい歩みをいただく時間です。」(出典:アドナイ・エレ教会 公式サイト「懺悔室」ページ)
「裁きの場所ではなく」と最初に書いてある、という点だけ覚えて帰っていただければ十分です。何かを言い当てられたり、正しさを採点されたりする時間ではない、ということです。
同じページには、はじめての方へ向けて次のようにも書かれています。
「本名はお伝えいただかなくても大丈夫です」
「牧師が祈りとともに導きます」
「秘密は守られます」(出典:アドナイ・エレ教会 公式サイト「懺悔室」ページ)
なお、アドナイ・エレ教会はオンラインの教会です。日曜日の主日礼拝はYouTubeのライブ配信で行われていますし、懺悔室も画面越しでお話しできます。近くに教会がなくても、外に出られない状態でも、つながれる形になっています。
申し込みから当日までの流れ
ここが、いちばん知りたいところだと思います。順番に見ていきます。
① 懺悔室のページを開く
最初にたどり着くのは懺悔室のページです。ここには先ほどの説明と祈りの言葉が置かれていて、下のほうに「申請はこちらから」というボタンがあります。このページ自体に入力欄はありません。読んでいる途中で送信されてしまうことはないので、まずは開いて眺めるだけでも大丈夫です。
② 申請フォームに入力する
ボタンを押すと、申請フォームに移ります。入力する項目は次のとおりです。
✚ 必須:名前/メールアドレス/電話番号/懺悔内容
✚ 任意:ラインID/X ID
正直にお伝えしておくと、連絡先は必要です。完全に匿名のまま、名乗らずに送れる仕組みではありません。ここは、期待して開いた方をがっかりさせないように書いておきます。
そのうえで、教会は懺悔室のページに「本名はお伝えいただかなくても大丈夫です」と書いています。名前の欄について、本名でなくても差し支えないと読める書き方になっています。どう書けばいいか迷ったら、その迷い自体を「懺悔内容」の欄に一行だけ書いてしまってもいいと思います。
「懺悔内容」の欄も、まとまっていなくて構いません。「うまく説明できません」「何から話せばいいか分かりません」。それだけでも、送信はできます。
③ 教会からの連絡を待つ
送信したあとは、教会からの連絡を待つ形になります。日時ややり方は、そのやり取りの中で決まっていきます。返信までにどれくらいかかるかはページに書かれていないので、ここでは何日とはお伝えできません。急を要するときは、お問い合わせフォームからその旨を添えておくのもひとつです。
送信ボタンを押したあとで「やっぱりやめておけばよかった」と思う方もいます。それでも大丈夫です。連絡が来てから、都合が悪いとお伝えしても構いません。押した時点で、何かが確定するわけではありません。
当日、うまく話せなくてもいい
いざその時間になって、言葉が出てこないことがあります。話そうと決めていたことが、口に出したとたん違うものに感じられることもあります。
黙ってしまってもいいし、関係のない話から始めてもいい。泣いてしまっても、途中で切り上げても構いません。きれいに話せた人だけが受け取れる時間、ではありません。
教会は「牧師が祈りとともに導きます」と書いています。ですので、祈りの時間はあります。ただ、信仰を言い表せないまま、その時間の中にいても構いません。教派も、信仰の有無も、これまでの過去も問わない場所として開かれています。手を合わせられない気持ちのまま座っていても、それはそれで構いません。
「すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう。」
(出典:マタイによる福音書 11:28・口語訳)
この言葉は「重荷を降ろしてから来なさい」とは言っていません。抱えたまま、整理できないまま来ていい、という順番になっています。準備が整っていないことは、来られない理由にはならないということです。
それでもボタンが押せない夜に
ここまで読んで、それでも押せないこともあると思います。今夜押さなくてもいいです。ページを閉じても、明日また開けます。
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懺悔室は無料で、オンラインで開かれています。話を聞くだけでも歓迎です、というのはそのままの意味です。
※「死にたい」「消えてしまいたい」など命に関わるお悩みは、専門の相談窓口へ連絡することも大切です。よりそいホットライン 0120-279-338(24時間・無料)、いのちの電話 0570-783-556 など、公的な相談窓口もあわせてご利用ください。教会はその上で、心の支え・対話の場として並走します。
✚ 話を聞いてほしいだけでも歓迎です
アドナイ・エレ教会はオンラインで無料の懺悔室をお開きしています。
教派・信仰の有無は問いません。教会へ来られない方も、画面越しでお話しできます。
活動を支えてくださる方は献金・寄付のページもご覧ください
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